こんにちは。a.c.d.です。
ドリンクホルダーの事も考えられていないような時代の車(←これは時代というより設計思想ですかね?)、スマホホルダーについても、どのように取り付けるかで一苦労をします。
まず希望としては、取り付け位置は運転席の右側のエアコンダクトにする。これは、センターコンソールやダッシュボードを極力純正のままの見た目で乗車したいというのと、右利きの私はそもそも右側にスマホがある方が何かと便利なためです。
そして、ロードスターのエアコンダクトは丸型で、この形に差し込んで使えるスマホホルダーはかなり数が限られてしまいます。
ちなみに、エアコンダクト以外に取り付けるとなると、ダッシュボードに接着するとか、場所的に運転時の視線移動が多い場所になってしまう、などといった理由からNGにしています。
それらを満たすスマホホルダーを探すべく、ロードスター購入後、色々と試してきました。
↑こんなのとか。
上記のがプラスチッキーで安っぽかったので、もう少し高級感のある感じのこんなのとか↓
ちなみに、私が使っているスマホはiPhone 13 miniなので、比較的取り付けるスペースや重さも最近のスマホの中では苦労しない部類に入るのではないかなと思います。
特に、NAロードスターのようなスペースが非常に限られている場合だと、おそらくiPhone Pro MAXとかのほぼタブレットみたいなあのサイズは厳しいんじゃないかなぁ。
(っていうか、miniサイズの最新バージョン、出して欲しい…。appleさんお願いします)
上の2つについては、そもそもエアコン取り付けでは安定せず、走っているうちに画面の角度が変わってしまって非常に使いにくかったのと、あと、取り付けを運転席の右側のエアコンダクトに取り付けたので、どうしても使わない時の横長サイズがドアと干渉してしまい、結局ほとんど使えずじまいでした。
そこで、最近のiPhoneならMagSafeという背面がマグネットになっているタイプですし、それを有効活用するホルダーもここ最近増えてきていたので、こちらを試してみました↓
これは、サイズ的にも非常に小さく、かつシンプルなデザインでとても気に入ってたのですが、どうもMagSafeのマグネットサイズより一回り小さいため、どうしても運転中の大きな段差でスマホが取れてしまう、ということに悩まされていました。
エアコン吹き出し口用とありますが、やはりロードスターの丸型には合わず…それが理由でグラついていたのもあると思います。
そんなこんなで色々と試した結果、現時点の最適解を見つけたので共有したいと思います。
大前提として、NAロードスターのエアコンダクトは、そもそもクラクラになってしまうので、そのままではどんなホルダーを取り付けても絶対に安定しません。
私もロードスター購入後、みよくさんのYoutube↓を見てクラクラを直したのですが…それでもスマホの重さには耐えられませんでした。
結論としては、若干の改造と共に、しっかりとしたスマホホルダーにすることが出来ました。
用意するものは、以下のスマホホルダーと針金、3〜5mm厚のゴム板です。
↑一つ前に紹介したスマホホルダーより一回り大きく、円形の部分がちょうどMagSafeのマグネットサイズになっているので、圧倒的に安定感があります。ちょっとやそっとの段差ではビクともせず、逆に外しにくいくらいの接着力です。
ここからはエアコンダクトを取り出して作業します。
最初は接着なども考えたのですが、極力オリジナルの状態に戻せるようにするため、このような方法にしています。
そして、ゴム板は上記のような形状にカットして、風も通るけどダクトがクラクラしない方法としました。
実は別で載っているエストレヤ(バイク)のスマホホルダーを調べてる時に知ったのですが、ガッチガチに車体とスマホを固定してしまうと、スマホが振動を吸収(?)できず壊れてしまうという事があるそうです。
なので、エストレヤのスマホホルダーにも、バンパーのような緩衝グッズを導入しており、今回のロードスターにも同様の効果を狙って、若干ホルダーの振動を吸収できるようゴム板で止めることにしています。
この方法ですと、ほんの少しダクトは動きますが、左右に回転することは無く、スマホの画面はかなり安定しています。
こちらが取り付けた後の写真になります。
真ん中のメーカー名は要らない気がしますが…見た目的にはかなりシンプルで落ち着いていて目立ちません。
前に使ってたホルダーより少し手前に来て、操作性も良くなりました。
ちなみに、MagSafe対応のホルダーだとQi充電に対応しているものもあるのですが、個人的に充電は頻繁にしないようにするタイプなので、今回はマグネットだけの物にしています。
私みたいにダッシュボード周りをシンプルにしておきたいiPhoneユーザーには結構最適解かと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
a.c.d.でした。