estrella and NA roadster 's diary

エストレヤとNAロードスター(ユーノスロードスター)のコト

スロットルワイヤーとタンクの干渉問題解決は、色々とめちゃくちゃ勉強になったという話

こんばんは。

a.c.d.です。

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右にハンドルを目一杯切ると純正のスロットルワイヤーがタンクにあたる問題

さてさて、前回ハンドルをハリケーンのコンチ1型に変更して、イメージ通りのワイドでローな雰囲気になったのですが、ハンドルとタンクが干渉するので、このままでは非常に危険な状態となってしまっていました。

色々と調べてみると、このスロットルワイヤーが上から出ているスイッチボックスがあるとの事だったので、エストレヤに合うモノは無いかと物色していました。

もちろん、エストレヤ純正のモノはすべての年代でワイヤーが下から出ているモノでした。

(ワイヤーが上から出しているのは、どちらかというとセパハンのような、もともとハンドルが低いバイク用って感じなんですかね?)

 

さらに色々いろいろ調べてみてると、なんとKawasakiのW650で使われているハンドルスイッチはワイヤーが上から出ているようなスイッチボックスだったので、エストレヤの兄弟車のような感じですし、写真で見る限りスイッチのコネクタも同じような形状ですし…人柱になってもいいやと、購入してみました。(もちろん、そのような改造をしているブログやYoutubeを見つけられなかったので、かなり心配でしたが…)

型番は46091-1778です。

ほとんどのネット店でもメーカー取り寄せ後配送ということで早めの納品を諦めてたところ、yahooのあるお店では数日で届くとのこと(しかも最安)だったので、そちらで購入。

年末年始もあり少し時間はかかりましたが、無事に1週間ほどで到着しました。

Webikeさんで最初頼んだら、3月下旬発送とかいうビックリするくらいの納期になったのでキャンセルしました…。(Webikeさんって納期遅くないです!?)

 

さてさて、到着後にもろもろ確認してみると…

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梱包材はビニールのみ。まぁ問題なかったです。

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上がエストレヤ純正、下がW650用の新品。コネクタ似てる!!

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ケーブルの色も同じ!!

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コネクタの中も同じ!に見える!!

さて、ここまで似ていて、Kawasaki純正なら、ポン付け出来る確率がかなり高いんじゃないです!?と期待に胸を膨らませ…

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コネクタだけつなげて、キーをON!

まずは、コネクタのみつなげて、キーを回して、エンジンスタートボタンを押すと…

 

ブルンっ!!

 

と一発始動!!!!!!歓喜の雄叫びが出ました!!

やっぱりKawasakiのほどよい昔のバイク通しなので、同じような仕組みになってたんでしょうかね。何よりこの辺りの電気配線をテスターで調べたり、接線を変えたり…と、その煩わしい作業をしなくてもエンジンがかかることが分かったので、非常に良いスタートとなり…なる、はずだったんです…。

そう、ここまでの僕は、あとはこのスイッチボックスと今のものを取り替えて(ポン付けして)、あっという間に完了、という絵を描いていました。

 

それなのに、結果的には土日の週末を3週間ほど潰す大掛かりな結果になりましたよ…。

詳細はこれから書いていきますが、まずは時系列にやった作業を書いていきますね。

 

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余裕をカマして色を塗る作業からやっちゃいました。

今回の新しいスイッチは、いわゆるキルスイッチが「赤」になっています。これは最近のバイクでは安全性のことも考えて、すべて赤になっているんですよね。

ただ、エストレヤの純正のスイッチは「黒」なんです。

このプラスチックの赤色が安っぽいので気に入らなかったということもありますが、まずは黒に塗っちゃいます。

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ストローをぶっ刺してスプレーで3度塗りしました。

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後はブレーキランプのケーブルが違う(写真左手)ので、付け替え

それ以外では、フロントブレーキランプ用のケーブルが、おそらくW650はディスクブレーキだからなのか、エストレヤのモノと形状が違うので、付け替えます。

 

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指で摘んでるのはW650のブレーキランプ用のケーブルをぶった切った後

左につまんでいるW650のケーブルをこの前修理した右のエストレヤ用のランプスイッチに接続します。

 

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エストレヤのランプスイッチを分解

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こちらも先端をぶった切る

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W650用の方の先端アップはこんな感じ

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銅線だから?半田ではくっ付かず…。こういうミス、素人あるあるですよね…。

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仕方ないので、ギボシ端子の先端のみを切り出して強引に取り付けてみる

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仕上がり具合はこんな感じ

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太っちゃったので、ケースに収まらず…。テープなどで補強しておきました。

さてさて、ここまでは超序の口。

これからの作業が地獄と化していくのですが、これもまた素人メンテナンスの醍醐味とでも思っておきましょう。

 

それらの作業を終えた今となっては、バイクのいろいろな仕組みが理解できてきましたし、大変だった分だけ、またエストレヤへの愛着が今までにも増して湧いてきています。

 

とりあえず、第一弾としてはここまでにしておきます。

次回は、スイッチボックスの取替と言っても、それには様々な部分が関連していくことを理解いただけるような、そんなお話になると思います。

 

a.c.d.でした!