estrella and NA roadster 's diary

エストレヤとNAロードスター(ユーノスロードスター)のコト

これだけは伝えたい。日本メーカーの神対応について。

こんにちは。

a.c.d.です。

 

2022年のGWもあっという間に終わってしまいました…。

私はカレンダー通りの休みだったので、間々に仕事はありましたが、エストレヤでのツーリング、ロードスターのカスタムと比較的「予定していたやりたいことがやれた」休日でした。

 

その中でも今回紹介したいのは「NAロードスターにキーレスエントリーをつける」です。

結論から言うと、結構手こずりました…。(合計日数でいうと2日くらいはかかりました)

基本的に素人DIYですし、何よりロードスターは作業スペースがどこもかしこも狭い!!

ドアを左右フルオープンにするスペースが必要(というかその方が便利)だったり、ヒューズボックスが運転席下のめちゃくちゃアクセスしにくい場所にあったり…と、前回紹介したツナギを来ていないと、背中や膝などがすぐに汚れてしまいます。

 

ちなみに、今回取り付けたキーレスエントリー(集中ロックセットも)はこちら↓

こちらも結論でいうと、CEPさんのLOCKMANにして良かったです!

というのも、配線の所でうまく行かずCEPさんのHPから問い合わせをしたところ、わざわざお電話いただいてご説明をしていただけました!
しかも一度ならず2度も!!

おかげで素人ながら配線も何とか問題なく接続でき、今では快適にキーレスで開閉ができています。

 

amazonにはキーレスだけでも中華製の安いものもありますが、やはり素人なら特にこういった手厚いサポートがある日本メーカーだと安心感が格段に違いますね。

レビューに寄ると商品の耐久性もあるようですし、こういう一度付けたらなかなか変えないものや、故障時に面倒になるものは、日本メーカーに限ると再確認しました。

使用年数を考えると、数千円の差でこの安心感が買えるなら…安いものだと思います。

 

この場を借りてCEPのスタッフの方にお礼申し上げます!神対応ありがとうございました。

 

さて、一応作業の内容も簡単に記載しておきますので、今から取り付けようと思われている方はご参考になさってみてください。

キーレスの取り付けとしては、ブチルテープは考えないものとすると、大きく3つハードルがありますね。

 

1)配線のハードル

2)ドアロックモーター取り付け場所のハードル

3)各所配線を通すハードル

 

ロードスターでいうと、1→3の順番で徐々にハードルが上がっていく感じです。

 

1)配線のハードルについて

まずは本取り付け前の仮配線&動作確認をしていきます。とにかく線が多い。

運転席下のヒューズボックス(フォグの15A)から電源を取る準備

まずは各所ギボシとヒューズとアースだけ接続し動作確認。問題なし!

まずはドアの内張りをはがず

そしてブチルテープの洗礼を受ける…

ちなみに内張りの内側です。この車、ホントにキレイ。

ブチルを一通りキレイに取りました。

2)ドアロックモーターの取り付け場所のハードルについて

 

キーレスのモーター取り付け場所を色々と試す(助手席側)

結論、こんな感じに取り付けました。(助手席側)

ロックモーターの取り付け場所や方法は、みんカラなどにも沢山掲載されています。
結構人によって違うので面白いですね。

個人的には、ドアに新しいビス穴を開けたくなかった(ワッシャ留めにする)のと、モーターとドア開閉のワイヤーが近い感じ、窓にも干渉しない場所…と考えたらこの位置がベストだと思いました。ここに至るまで30分くらいあれやこれや試してたと思います。

ちなみに、キットには左側の固定金具1個しか入ってません。右側の方の金具はホームセンターで買い足してます。(1個でも固定可能なのかもしれませんが、ちょっと心もとない気がしたので…)

この場所で動作に問題がないか、再度念の為確認。問題なし。

本取り付けの際にはネジロック剤を使用しています。

続いて運転席側も。取り付け場所は助手席側と同じなので設置は一瞬。

ただ、運転席側を付けた瞬間に、動作がおかしくなりました。

それまでと配線も変えてないのでかなり悩みましたね…。そして冒頭にお話したCEPさんの神対応により、無事に動作するようになりました。

(電源確保の分配コネクタの調子が悪かったのと、モーターの取り付け角度がダメだったようです)

※LOCKMANの取説には、モーター部分が伸び切った状態で初期設置してくださいと書かれていますが、僕のロードスターの場合は、引っ込めた状態で設定した方が良かったです。伸び切った状態で取り付けると、開閉がうまく動作しませんでした。

 

3)各所配線を通すハードルについて

まずは助手席側から。

運転席側から配線通しケーブルを助手席側に送る

こんな風にメインハーネスに添わせるようにすると、アクセルやハンドルと干渉しない

助手席側からケーブルを確認。まずはここまでを通しておく。

問題はこれ。このドアとボディーの間のゴムパイプ内を通す必要あり。

他の車のことはあまり知らないですが、ロードスターの場合はこのゴムパイプがL時にクランクしているんですよね…。雨を排水するためとかでしょうか?

ドア側とボディー側にプラスチックのカプラで止まってるんですが、それを外したとしても…この中にキーレス用配線を通すのがめちゃくちゃ大変でした!

作業しやすいようにグローブBOXを外す。これ下のレールごと外すと良いです。

とはいえ外したとしてもこんな感じ…。この奥にケーブルを通す箇所があります。

苦労して何とかゴムパイプ部分に配線ワイヤーを通す。

配線ケーブルの端にキーレスの配線をテープで止め、極力奥を通るようにする。

何とかゴムパイプを通したのですが…ギボシなど取れちゃいました…。

ゴムパイプ部分を通すのが本当に大変でした。ただ、これは運転席側で少し改善しました。ということで運転席側はこんな感じ↓

 

運転席側も同じくゴムパイプを通す。しかもこちらの配線は5本+ギボシ!!通るのか!?

極力ケーブルが太くならないようにビニールテープで停めて通しました。

おそらく、助手席側の時はテープをマスキングテープにしていたんです。それがかなり抵抗になっていたみたいで、滑りの良いビニールテープにしたら思った以上にすんなりと5本のケーブルがゴムパイプを通っていきました。何事も経験ですね…。

 

その後はきちんと配線をして、すでに通っているパワーウインドウのケーブルなどに結束バンドで止めて、配線を完了しました。

 

ちなみに、この作業の際に外したドア内張りのビニールとスピーカーにもプチ改修をしてみました。

 

スピーカー周囲のスポンジが劣化しまくってます

Bellのヘルメットにつかった防水テープのあまりで修正しておきました。

再度剥がすことも考えて、ブチルを防水両面テープにしてみました。(施工中:助手席側)

施工後の運転席側

今回使ってみた防水両面テープ

まぁ基本的に雨の日は乗らないようにしますし、極端に防水が必要ではないかと思うので、少しお試しで貼ってみました。

もちろん、ブチルテープを剥がす際に元についていたビニールは破っているので、運転席側助手席側とも、新しいビニールにしています。

かなりカオスなハンドル下の状況

本体や余分なケーブルなど、ハンドル下部分に何とか収めてます。

各所結束バンドで止めているので落下対策は問題ないのですが、少し走った所「カタカタ」とビビリ音が出てきちゃったので、これは直さないといけませんね。

 

と、言うことで今回の報告は以上になります。

つまりは、キーレスエントリーを後からつけるなら、CEP(コムエンタープライズ)さんのLOCKMANで決まり!ということに尽きますね。

 

もちろん、キーレスとしていちいち鍵を回して解錠しなくてもいいですし、助手席側も同時に開いたり閉まったりするので、乗り降り時がとても快適になりました!

納車から1ヶ月半で800kmほど走りました。

a.c.d.でした。