estrella and NA roadster 's diary

エストレヤとNAロードスター(ユーノスロードスター)のコト

(エストレヤ)ツーリング中にクラッチ不動になりピンチ その修理(2)

こんにちは。

a.c.d.です。

 

今回は前回の続き、クラッチ不動により修理をしていて、残りはクラッチカバーを取り付けるだけ、と言う感じです。

これを取り付けるだけ、のハズが…

まさかの新品交換になりました…

なぜ新品交換になったかと言いますと、まず、このクラッチカバーに刺さっている、クラッチレバーにつなげるためのシャフトがあるんですが、それを抜いちゃったことから始まります。

この真ん中のシャフトです。

これを抜いてしまうと、その出口の所にゴム製のオイルシールがあるので、抜いた場合は交換すること、とサービスマニュアルには書かれていました。

なので、それならと、そのオイルシールと、オイルシールにくっついているベアリング(と少し離れたところのベアリング)合計3つも新品交換しようと注文していました。

 

ここからが素人DIYのバカなところでして…ベアリングは圧入されてるんですが、それが専用工具無しでは全く取れなかったんですよね……。

マイナスドライバなどの手持ち工具で色々とやってたら、取るには取れたのですが、肝心のベアリング封入口などが傷だらけになっちゃいました。

ついでに、とオイルレベルゲージも取ろうとしたら、オイルレベルゲージはガラス製のため、簡単に割れてしまい、元のクラッチカバーは見るも無残なカタチになりました…。

何となく傷は浅く大丈夫そうなのですが、クラッチと言えば走行に重要な要素ですし、不安なまま走るくらいならと、カバー自体を新品交換する事になったんです。

(新品代1.5万円強は、勉強代ですね…。高いけど)

 

ベアリングを圧入する方は特殊工具も不要で、このような有り物のネジとナットで代用しました。(真ん中がベアリング)

オイルレベルゲージも新品交換です。ガラスなので慎重に入れました。

さて、最後にこのクラッチカバーを前回修理したエンジン本体に付けるだけなのですが、どうしてもクラッチのシャフトが付かず、取り付け順を間違えていたことに気づきます。

この真ん中の棒がクラッチレバーのシャフトと繋がるのですが…

こんな感じでクラッチ板を付ける前に入れないとダメでした…

外す手順はきちんと確認しておかないとダメですね。

危うくシャフトも曲げてしまう所でした。

 

最後はクラッチカバーを外した手順の逆で取り付けます。

オイルをまずは既定値まで入れてみて、エンジンを暖気。足りなければ足す、を数回繰り返す。

外した後は、オイルを入れ直し試運転ですが、またまた問題発生。(素人なので仕方ないですが、ほんとに一筋縄では行かないですねぇ…)

リアブレーキが全く効かない…

クラッチカバー取り付けのために、リアブレーキのフットレバーなどを外していたので、それを取り付ける際に、取り付け方法が間違えていたようです。

以前、自分で作業した時のブログを見返しながら、再度取り付けし無事にブレーキがかかるようになりました。

 

素人DIYによくある、こちらを治せばこちらがダメに、を何度か繰り返し、ようやくまともに走るようになりました。

今までこういったメインどころの修理などは信頼できるショップに任せていたのですが、こうやって自分でやることで色々な構造を分かることもできますし、時間さえあれば作業工賃もかからないですし、メリットも大きいように思います。

 

何よりよりバイクに愛着が湧いて大事に乗ろうと考えるようになります!

(壊れても治せるという心の余裕も生まれます)

 

a.c.d.でした。