estrella and NA roadster 's diary

エストレヤとNAロードスター(ユーノスロードスター)のコト

(NAロードスター)ドリンクホルダー問題について

こんにちは。

a.c.d.です。

 

さて、昨年3月に極上の状態のユーノスロードスターを見つけて即購入し、それ以降少しずつカスタムやメンテナンスをしてきましたが、購入後すぐに手を付けた所が「内装のカップホルダー」でした。

というのも、ロードスターカップホルダー問題は、それこそ新車で売っていた当時から問題だったことは知っておりましたし、今回のロードスター契約から実際の納車までにも色々と調べていたんです。

 

↑当時はこういうドリンクホルダーをダッシュボードに貼るのがポピュラーだったような思い出がありますが、最近は見ないですね…。

 

↑もしくは、こういうエアコンホルダーに取り付けるタイプもよく見ますね。(これは最近もよく見る気がする)

ただ、個人的にはどちらも主張し過ぎで余り好きではなかったんですよね。

そこで更に調べると…

 

こんな感じでセンターコンソールに共締めするタイプや

窓に引っ掛けるタイプ

ロードスターならではのコンソール共締めとか、窓に引っ掛けるタイプなどが見つかりました。ただ、どちらもかなりチープな印象なのが好みに合いませんでした。

(窓に引っ掛けるタイプのは、プラプラしないんですかね??)

ただ、使わない時に小さくなるのはロードスターのような狭い車には良さそうですよね。

 

そこで、更に色々と調べて、こんな商品を見つけました↓

58drive.shop-pro.jp

 

6千円近くと他のドリンクホルダーに比べてえらく高いですが…僕はタバコを吸わないので元についている灰皿も使わないですし、丁度良いかなと思って購入していました。

そして納車後使ってみると…めちゃくちゃ大きな問題が……。

 

”ミッションに干渉する” んです。

 

アチェンジをするたびに、特にペットボトルなんかでは左手に当たる(というか、飲み物を指してたらギアチェンジできない)ので、とても使えるものではなかったですね…。今では、ボトルで売ってる粒ガム入れになってます。

 

そこで、やっぱり場所がダメだと思いドア側に何か良いのがないかなと再度探しても見当たらなかったので、DIYで取り付けてました。

こんな感じのドリンクホルダーを購入し、マット黒に塗装

裏側はDIYで元のハンドルが付くネジを利用できる形にしました

取り付け後はこんな感じ

内装のブラックと統一されて、もちろんドリンクホルダーとしての機能も申し分なく使っていました。(ちなみに、真ん中下の革のドアハンドルも黒の革ベルトを加工したものです)

 

ただ、使っていくうちにやっぱりプラスチッキーな感じが気に入らないように思ってきちゃいまして…。

長くなりましたが、今回は現時点での最終的に落ち着いたドリンクホルダーをお伝えしようと思います。

 

現在取り付けている場所(ドアハンドルの横)は、場所的にも使い勝手がよく、運転しててもほとんど干渉しません。僕のドライビングポジションでは、足も当たらないので良い感じです。

ただ、ワイパーを動かすときだけ若干当たるので、気持ちもう少し下げたい。

さらに、やっぱりプラスチッキーは避けて革にしたい。

という観点から色々と探した所…こんなのを見つけました↓

楽天さんだと少し安いです。

これを加工して(というか裏にネジ穴を空けただけ)取り付けた図がこれ↓

(助手席側)ブラック一色で良い感じ。

ちょっと前につけてたドリンクホルダーの押し型が残っちゃってますが、見た目的にはプラスチックよりさらに統一感がました気がします。

ただ、革の質感は悪くないのですが、座った角度から見ると革の縫い目についているボンドがめちゃくちゃ見えるので、そこは価格相応なクオリティだと思いました。

(見えにくいように内側にアルカンターラ調の革を貼ってます)

(運転席側)前のより少し取り付け位置が下がったのでより鑑賞しなくなりました。

DIYというか穴を空けてネジを付けただけ。

当面はこのドリンクホルダーで使ってみようと思います。

 

ただ、こうなると横にあるドアハンドルのプラスチッキー感がめちゃくちゃ気になりますね…。

海外とかではメタルのドアハンドルがあるみたいですが、艶ありばかりなので、出来ればマットなメタル感のを探してるんですが…。どなたかご存じないですか?

 

ということで、今回はNAロードスターを乗られてる方なら必ずぶち当たると思われる「ドリンクホルダーをどうするか?」問題について、1年間で到達した結論をお届けしてみました!

 

a.c.d.でした。

(NAロードスター)ハンドルセンターのズレをDIYで治す

こんにちは。a.c.d.です。

 

2023年が始まりましたね。

全く収まる気配のない(抑える気配が無い?)コロナの状況が続く中ですが、今年は良い一年になればなと、例年以上に強く思った年始でした。

というのも、少し話はズレますが、昨年までの私の考え方は、「これからの日本は少子高齢化で経済も生活も苦しくなっていく一方だ」との認識だったのですが、色々な本や意見を聞き、改めて考え直すと「そうでも無いな?」と思い始めたというのが大きいです。

もう少し物事をポジティブに捉えてみて、自身としては決して慢心せず、10年先を見据えて今から始める、という決断の年始となりました。

 

ということで、今年も(今後とも)宜しくお願い致します。

 

さて、年始一発目と言うには地味な投稿ですが、昨年3月にユーノスロードスターを購入してから、結構ずっと気になっていたのが「ハンドルセンターのズレ」でして、今回はそれをサクッと直してみました。

ロードスターはジャッキアップせず、ハンドルを左右いっぱいに曲げたら調整できるので、非常に簡単です。

真っ直ぐに走る時に、若干ハンドルが左に傾いてます

そもそも道路自体は水はけの事なども考えて完全な水平ではないと聞いたことがありますので、完全にハンドルセンターが分かるのは走行中ではなく、アライメント調整をしてもらわないとダメだとは思いますが、こういう走行中に常に触っているものが「ちょっと気になる」場合、ダメなんです。めちゃくちゃ気になって運転に集中できないんですよね…。

 

まぁハンドルセンターのズレくらいはすぐに調整できると思ったので、今回はサクッとやっちゃいます。

 

簡単にトーイン・トーアウトを測るために用意した物

完全素人なのでアライメント器具など持ってるはずもなく、とはいえ、一応ハンドルセンターを取るにあたり、トーイン・トーアウトくらいは調べておこうかなと思って、写真のような簡単な装置を作りました。

タイヤの空気圧を見た後、タイヤの外枠線に貼りつけてから真下に垂らす

分かりにくいですが、左右同じ場所に貼り付けてメジャーで測る

今回はフロントタイヤだけ、そのタイヤの前側と後ろ側の同じ場所で、左右それぞれに糸を垂らし、その左右間をメジャーで測るという方法にしました。

測った所、ぶっちゃけ全く同じ数値で、トー角は0度でした。

(これ、前側の方が狭いとトーイン、逆に広いとトーアウトということになりますね)

あまりにもトー角が付きすぎていると、タイヤが偏摩耗する事もあるので、注意が必要です。

 

ということで、0度だったので若干トーイン側(直線安定型)で調整することにしました。

少し分かりにくいですが、ハンドルを思いっきり曲げてタイヤの隙間からタイロッドを弄る

やり方は、タイロッドを回す前に、その横にあるロックナットを緩めます。

緩めるとタイロッドが回るようになるので、下方向(タイロッドが縮む)ならトーイン、上方向(タイロッドが伸びる)ならトーアウトでの調整となります。

 

ちなみに、回すのはほんの少し、出来れば左右同じくらい回すのが良いと思います。

90度回すだけでも結構ハンドルのポジションが変わります。

ただ、ここの調整でもヤツは現れました…。「固着」です。

 

左フロントのロックナットがどうしても、ほんとどうやっても固着して回らなかったんです…。

仕方がないので今回は右のみ90度くらい回して調整完了しました。

 

ハンドルは無事センター付近になったのですが、まだ少し甘い感じもするので、今年のどこかでやろうと思ってる、オリジナルホイールを取り付けた後に、今度はちゃんとアライメント調整しようかと考えています。

(前にも書いたかもしれませんが、オリジナルホイールはヤフオクで購入済みなんですよね。後は塗装してタイヤ購入取り付けるだけなんですが…なかなか重い腰が上がらない…)

 

ということで、23年1発目は簡単なメンテナンスのお話でした。

今年もメンテナンスやツーリングなどの情報を上げていければと思っています。

その他、計画していることもあるので、またそれは別の機会に。

 

a.c.d.でした。

 

2万キロと10万キロ

こんにちは。

a.c.d.です。

 

2022年もあと2日になりましたが、今年もあっという間でしたね…。

個人的にはずっっっっっっっっっっっっっと憧れていたユーノスロードスターを購入した年ということで、非常に有意義な一年となりました。

 

そんな一年の締めくくりに、節目となる走行距離をエストレヤとNAロードスターの2台が同時に記録しました。

11月のツーリング日和で記録

さすがに2万キロ丁度の所では危なくて停められず。ちょっと超えました。

エストレヤは2001年の購入から21年で20,000kmを超えました。

以前もお伝えしたようにほぼ10年くらいは乗っていないので、実質10年で20,000km、一年間で2,000km程度ですね。

最近、知り合いもバイクに乗り始めたこともあり(リターンライダーです)、ここ数年はツーリングに行く機会も増えて来て走行距離が延びていく傾向にあります。

20,000kmでカスタムした所は、ハンドル、ウインカー、サイドバック付け、スプロケット交換、タイヤ交換(4回ほど)、タンク交換(←これはカスタムと言うより、錆びたので単なる交換)、大和ステンレスマフラー…程度で、かなり純正のイメージを残しつつ乗っています。基本的に当時形を気に入って購入したバイクなので、あまり変えたい所が出てこないんですよね。

大きく故障した箇所は、先日記事にしたクラッチバネくらいで、ツーリング中に困ったり、バッテリー上がり以外で始動出来なかったことなど、ほぼ無かったと思います。

(一度、ドラムブレーキが固着したことがあったかな?)

海外バイクは中国製しか自己所有したこと無いので知らないですが、やっぱり日本車だから故障が少ないんですかね?

(中国製バイクは壊れまくってました…苦笑)

 

さて、続いてはNAロードスターです。

こちらは、今年97,433kmで購入し、11月に10万キロの大台に乗りました!

 

祝!100,000km!!

10万キロ地点は、11月のドライブ日和に琵琶湖を見ながらでした。

とはいえ、もちろんこちらは実質僕の所に来てから2,000km程度ですので、まぁ慣らし運転が終わったくらいと思っています。

もちろん、この2,000kmで故障などはありません。(ちなみに、外車は何台か乗りましたが、その殆どが3〜5年で壊れて手放してます…)

 

今の所のカスタムは、TEIN車高調&EDFC取り付け、ドライブレコーダー、ハンドル・シフト・サイドブレーキレバー交換、ドリンクホルダー取り付け…程度の、こちらもベースを崩さない程度の変更に留めています。

 

エストレヤもNAロードスターも、いわゆるネオクラシックと言われる年代の車両ですし、今後もちょくちょく故障はあるでしょうけど、幸いどちらもまだ新品部品が豊富に出ていますし、少なくともあと10年は比較的困ることは少ないかなと思います。

どちらの車両もカスタムをもうちょいしたいとは思ってますが、これも部品は豊富に出てますね。

 

でも、今の世界情勢を見ていると、10年後にどれだけガソリンエンジンの車両を走らせられているかが微妙な感じもしますね。ガソリンスタンドの数や、それこそガソリンの価格、世間の目…部品なんかよりもよっぽどそういう要素の方が乗れない理由になりそうな気がします。

古いものを大事にするというのも十分に地球環境に良いと思うんですけどね…。

 

まぁちっぽけな一個人が色々と考えても仕方がないので、ガソリン車に乗れる時に、乗りたい車両に乗れてる幸せを噛み締めて、2023年もたくさんツーリングにドライブに、出かけようと思います!!

 

皆様も良いお年をお迎えください。

 

a.c.d.でした。

(エストレヤ)ツーリング中にクラッチ不動になりピンチ その修理(2)

こんにちは。

a.c.d.です。

 

今回は前回の続き、クラッチ不動により修理をしていて、残りはクラッチカバーを取り付けるだけ、と言う感じです。

これを取り付けるだけ、のハズが…

まさかの新品交換になりました…

なぜ新品交換になったかと言いますと、まず、このクラッチカバーに刺さっている、クラッチレバーにつなげるためのシャフトがあるんですが、それを抜いちゃったことから始まります。

この真ん中のシャフトです。

これを抜いてしまうと、その出口の所にゴム製のオイルシールがあるので、抜いた場合は交換すること、とサービスマニュアルには書かれていました。

なので、それならと、そのオイルシールと、オイルシールにくっついているベアリング(と少し離れたところのベアリング)合計3つも新品交換しようと注文していました。

 

ここからが素人DIYのバカなところでして…ベアリングは圧入されてるんですが、それが専用工具無しでは全く取れなかったんですよね……。

マイナスドライバなどの手持ち工具で色々とやってたら、取るには取れたのですが、肝心のベアリング封入口などが傷だらけになっちゃいました。

ついでに、とオイルレベルゲージも取ろうとしたら、オイルレベルゲージはガラス製のため、簡単に割れてしまい、元のクラッチカバーは見るも無残なカタチになりました…。

何となく傷は浅く大丈夫そうなのですが、クラッチと言えば走行に重要な要素ですし、不安なまま走るくらいならと、カバー自体を新品交換する事になったんです。

(新品代1.5万円強は、勉強代ですね…。高いけど)

 

ベアリングを圧入する方は特殊工具も不要で、このような有り物のネジとナットで代用しました。(真ん中がベアリング)

オイルレベルゲージも新品交換です。ガラスなので慎重に入れました。

さて、最後にこのクラッチカバーを前回修理したエンジン本体に付けるだけなのですが、どうしてもクラッチのシャフトが付かず、取り付け順を間違えていたことに気づきます。

この真ん中の棒がクラッチレバーのシャフトと繋がるのですが…

こんな感じでクラッチ板を付ける前に入れないとダメでした…

外す手順はきちんと確認しておかないとダメですね。

危うくシャフトも曲げてしまう所でした。

 

最後はクラッチカバーを外した手順の逆で取り付けます。

オイルをまずは既定値まで入れてみて、エンジンを暖気。足りなければ足す、を数回繰り返す。

外した後は、オイルを入れ直し試運転ですが、またまた問題発生。(素人なので仕方ないですが、ほんとに一筋縄では行かないですねぇ…)

リアブレーキが全く効かない…

クラッチカバー取り付けのために、リアブレーキのフットレバーなどを外していたので、それを取り付ける際に、取り付け方法が間違えていたようです。

以前、自分で作業した時のブログを見返しながら、再度取り付けし無事にブレーキがかかるようになりました。

 

素人DIYによくある、こちらを治せばこちらがダメに、を何度か繰り返し、ようやくまともに走るようになりました。

今までこういったメインどころの修理などは信頼できるショップに任せていたのですが、こうやって自分でやることで色々な構造を分かることもできますし、時間さえあれば作業工賃もかからないですし、メリットも大きいように思います。

 

何よりよりバイクに愛着が湧いて大事に乗ろうと考えるようになります!

(壊れても治せるという心の余裕も生まれます)

 

a.c.d.でした。

(エストレヤ)ツーリング中にクラッチ不動になりピンチ その修理(1)

こんにちは。

a.c.d.です。

 

先日、友人とのツーリングの帰り道に、急にクラッチが切れない状態になりました。

ハンドル側のクラッチバーは問題無さそうで、左足のグラッチチェンジがどうもおかしいようです。

まぁ何とか1速と2速だけで自宅まで戻れたので良かったのですが…。

クラッチがクラクラです。どこかが外れたみたいな感じ。

20,000キロを前にして、始めての大きな故障

クラッチカバーを開けるためにオイルを抜きます

今回、これでオイルを凝固しようとしましたが、全然固まりませんでした…

さて、クラッチカバーを外すにはマフラーやエキパイを外す必要があります。

それらを外してからカバーを外すのですが、まずはオイルフィルターの部分を開けて、フィルターも外しておきます。

クラッチカバーは12本のボルトで止まってるのですが、さらに隠しボルトっぽく1本のボルトがあり、合計13本で止まっています。

隠しボルトに気づかず、めっちゃ叩いて外そうとしてました…

隠しボルトは最初に外したオイルフィルターの右下奥にあります。(写真の真ん中)

それらのボルトをすべて外すと、ようやくクラッチが見えてきます。

 

クラッチカバーを外したところ

真ん中のバネっぽい所が外れてるっぽい感じで何か怪しい…

クラッチ板センターのボルトは30mmと普通用意してないサイズかなと。

ガスケットもそこそこ固着してます。

色々と外した後、注文するものを確認しました。

ざっと外せるものを外し、クラッチ板の厚みなども図った後、今回必要そうな部品を購入しました。

購入にあたりエストレヤのクラッチを分解修理されてる方のYoutubeを参考にしたり、パーツリストを見て確認したりしたのですが、今回は結構大きな分解修理なので、以前より欲しかったサービスマニュアルも購入することにしました。

 

こちらがサービスマニュアル。結構高いですよね…

今回購入したものです。(が、結局追加で色々と買い足しました)

そんなにしょっちゅう開けないものですし、Oリングやスプリングなどは、問題無さそうなものもついでに変えておきます。

今回の諸悪の根源はコレ

今回、ツーリング中にクラッチが使えなくなったのは、このクラッチシャフトのバネが折れていました。調べてみると、エストレヤのこのバネは結構折れやすいみたいで持病扱いみたいですね。

シャフト自体も新品交換しておきます。(バネ類も含む)

ちょっと分かりにくいですが、新旧のシャフトで目印についてるポンチの位置が180度違う

花びら型の歯車含めて全部取り替えてます。

30mmのボルトを止めるため専用工具を使う

もろもろ新品交換した後、組付けをしていきますが、例の30mmのボルトが規定締め付けトルクが高いので、専用工具を買いました。

が、結果的に正しいトルクで締められたのかはちょっと心配です。

というのも、使い慣れてない工具だったので、すぐに外れちゃうんですよね…。

 

さて、これで車体側のチェック、交換は完了なので、後はクラッチカバーを取り付けるだけなのですが、実は…その単純に取り付ける方だけがめちゃくちゃ大変でした…。

 

ちょっと長くなりそうなので、今回はここで終了とさせていただきます。

次回は、「余計な事をして結果的に大幅にコストアップする」をご報告します。

 

よろしければご覧ください。

a.c.d.でした。

(NAロードスター)ウェザーストリップ交換とフロアマットの調整

こんにちは。

a.c.d.です。

 

NAロードスターを今年の3月に購入し、早くも半年が経ちました。

オープンにして走るのに丁度いい季節になり、バイクとは違う爽快感を感じています。

 

ただ、オープンにしてウインドウも下げて走ると、どうしても気になる所があるんですよね…。

それは、ウェザーストリップのヘタリです。

実は購入当初から気になっていて、それを誤魔化すために幅15mmの薄いゴムシートを貼り付けていたんですが、貼り付けてから2週間ほどでそのゴムシートがベタつくようになってきました。

ベタベタするのが不快です。

付けた当初はそれほどでもなく、見た目もキレイになったので満足していたのですが、数百円で解決した事に喜んでいたのですが…やはりダメですね。

どこかのブログでゴムのベタつきを取れると書いてあったアルコール消毒液などで吹いてみたりしたのですが…効果は無かったです。

そこで、思い切って未だ手に入る純正品を購入しました。

(モノタロウで10%オフにて購入しました)

10%オフのクーポンは色んな所に落ちてますね

30年も前の車の純正品が10%で購入できるなんて神サービスですよね…。

国産車って凄い。モノタロウも凄い。

前後に止めるポッチがあるので、まずはそれを外す。

外し方はかなり精神衛生的に良くない感じで、前後にあるゴム製のポッチをメクラ取りで外し、ウェザーストリップを力ずくで持ち上げていく感じです。

プラスチッククリップで止まってるので、うまくすると外し方はあるのかもしれませんが、小さなマイナスドライバーを使っても1〜2個しか外れなかったです。

結局の所、クリップ部分を破壊して取る感じになりました…。

 

破壊した破片はドアの内側に入ったままになるので、作業としてはドアの内張りをトルことになり、結構面倒ですね。

とあるYoutuberの人はクリップを破壊せずに取ってるようでしたが…さらにコツがあるんでしょうか。

 

外すと内側はホコリや泥(?)まみれでした

手の届く範囲でキレイにしておきました。

さて、ドアの内張りを剥がしたついでに、助手席側の内張りが運転中にビビリ音が出るので、その補修もしています。

今回始めてプラリペアを使い、壊れたネジ穴部分を再生しています。

結構面白い作業でしたが、鼻にツンと来る匂いが独特なのと、成形するのがかなり難しく、この作業も慣れが必要だと思いました。

プラリペアを初めて使いましたが、なかなかコツがいりますね。難しい。

結果的には、ネジでしっかり止められたので、ビビリ音は格段に少なくなりました。

ビビリ音が気になる方は、一度試してみてはどうでしょう。

プラリペアを使うなら換気できる部屋で使うことを強くおすすめします)

 

新品のウェザーストリップ

当然ながら、新品にしたウェザーストリップは窓を開けたときに肘が当たる部分もベタつくことなく、非常に気分が良いですね。

左右で1万2千円とコスパが良いかどうかは微妙なところですが…満足度は高いです。

不要になったクリップ

ちなみに、もともと付いていたストリップと新品では、クリップの数が違うようでした。新品のほうが格段に少なかったです。

とりあえず、そのままつけたのですが特にビビることも無く、問題は無さそうです。

コストカットなんでしょうかね?

 

さて、ついでにフロアマットの調整もしておきました。

以前にも記載しましたが僕のNAロードスターフットレストをNB用の少し細いタイプのモノに交換しています。

これはNA用のままだと、シフトを踏んだ際にフットレストに左足が当たることがあり、運転中だと危ないなと思ったので、交換していました。

 

ただ、フロアマットはNA用なので、ちょっとフロアマットとフットレストが干渉するんですよね…。

この膨らみがカカトに当たる

そのために、↑このような膨らみが出来てしまうんですよね。

地味にこの膨らみが左足のカカトに当たり、これはこれで運転中に危ないように思ってました。

フットレストに当たる部分をカット

カットした所から解れないようにボンドを塗る

膨らみは無くなりました

フットレストの下に少しフロアマットを挟むこむことでズレないようになり、今回は膨らむことも無く、安心して乗ることが出来るように!

 

簡単な交換と調整でしたが、より快適に、より安全に乗ることができるようになったので、満足度は高い変更です。

 

初めての真夏のオープン走行は大変(というか無理)でしたが、オープン乗りの先輩方は「冬のオープン走行は温泉に入りながらのドライブ」という意見も仰っているので、どのような感じなのか非常に楽しみです!!

 

a.c.d.でした。

(NAロードスター)TEIN 車高調整のオプションEDFCを血だらけで取り付けることになった話

こんにちは。

a.c.d.です。

 

さて、前回でユーノスロードスターにTEINのFLEX Zという車高調を取り付けたのですが、車高調購入時に合わせてEDFCという便利なものも購入していました。

 

EDFCとは、車高調整の減衰力調整を自動または手動で車内からボタン操作一つで変更できるキットの事です。

www.tein.co.jp

 

EDFCには、旋回Gや車速を検知して完全に自動でその都度減衰力を調整する物やGPS機能があるもの、単にダイヤルのみで調整するシンプルな物など、機能によって色々とバリエーションがあります。

私が選んだのはその中でも一番シンプルなダイヤル調整できるものにしました。(一応、購入後でも上位機種にアップグレードもできるそうです)

 

個人的にはサーキットなども行かないですし、基本街乗りメインなのでそれほどしょっちゅう減衰力を変えることもないと思ったので、シンプルな機能の方でも必要にして十分だと思いました。

 

結論でいうと、正直、街乗りメインなら無くても良いかも…という感想ですね…。

まぁそもそも減衰力の調整も、サスペンション上部のダイヤルを回すだけという簡単なものですし、ロードスターの場合は、リアは少し隠れますが、それほどダイヤルを回すのも面倒という事でも無いとも思います。

私が購入した時は値上げ前の金額だったのでまだマシですが、今から購入される方はその金額で別のカスタムを検討された方が幸せになるかもしれません。

 

とはいえ、あればあるで楽しいですし、ちょっとした時に意味もなく減衰力を変更したりしてほぼ乗るたびに遊んでいます。(一番硬い減衰力ではほぼマトモに走れないくらいバンピングしますけど…)

 

さて、問題はその取付です…。

EDFCの構造はシンプルで、フロントとリアのサスペンション上部の減衰力調整ダイヤル部分にモーターを着け、それを遠隔で車内のコントローラから動かすという仕組みです。

 

フロントのサスです。上部にモーターを取り付けます。

こんな感じで付けました。


www.youtube.com

 

取り付け方法はYoutubeでもいくつか上がってるので参考にして取り付けました。

 

取り付けに準備したもの。バスコークが余ってたのでそれを使いました。

このようにモーターにゴムのカバーを被せる

取り付け方としては、スチール(ステンレス?)製の立方体のモーターに、防水用と思われるラバーを被せるのですが、それがめちゃくちゃ難しいです…。

Youtuberさんの中にはサスを車体から外してからEDFCを取り付けてらっしゃる方もいましたが、おそらく可能ならその方が安全だと思います。

バスコークを使ったりするため、めちゃくちゃ手が滑りますし、ラバーの口が小さくてなかなかモーターに被せる事が出来ないんですよね…。

さらにモーターが結構鋭角なエッジなので、手を切りまくりました…。

そのため、血だらけになって作業をした、という事でした。

ビニールテープ巻いてますが、その下は絆創膏を貼ってます…。

もうちょっと上手いやり方があったのかもしれませんが、僕は4つ全ての取り付けで難儀しましたよ。

4つ目のラバーは破れてしまい、バスコークを塗りたくってます。

おそらく取り付けだけで1〜1時間半くらいかかったと思います。

めちゃくちゃ痛くって大変でしたよ。普通にお店の方に頼むのが大正解だと思います。

 

モーターの取り付けも完了して後は配線ですが、NAロードスターの場合、バッテリーがリアにあるので、配線は困らなかったですね。

 

フロントのモーター:フロントのヒューズボックス

リアのモーター:バッテリー直付け

車内コントローラ:ハンドル下のヒューズボックス

 

と言った感じで、特に延長して持ってくる必要がなく、配線は完了です。

 

車内のコントローラはこの3連ボタンの場所に両面テープで固定しました。

車内のコントローラをドアミラー調整ボタンのヨコに、使ってない2つのボタンソケットがあったので、それを取って付けました。

場所的には目立たず非常に使いやすい場所だと思います。

 

2つのボタンの後ろに付いていた配線

その時に、2つのボタンの裏に配線が有ったので抜いちゃったのですが、この青い方はヘッドライトと連動するメーター照明のアースになってるみたいですね。

知らずに取ってどこにも指してなかったのですが、夜に車に乗った時、ヘッドライトをつけてもメーターの照明が点かなかったんです。

壊れたかぁ…と思ったのですが、色々と調べてみると、この青い配線がアースになっていると知り、それを取り付けたら無事に治りました。

 

さて、取り付けも終わり試運転をしに近くをドライブしてみましたが、先にも書いたように、手軽に乗り味を変えられるので楽しくはありますね。

 

レビューに書かれている事もある「モーターの音量」については、やはりロードスターのような車で聞くと、比較的大きい音には思います。

何ていうんでしょうか、モーターの音というより機械音(ビーッ)って感じで、高級な雰囲気では無いですね。まぁ1秒も無いくらいの音ですし、逆に音が無いと回ってるのかどうかもわかりにくいかもしれないですね。

 

とはいえ私が購入したのは手動で変更するタイプですし、車速で自動に変わる上位機種の方なら、しょっちゅうビービー言ってるとしたらかなり鬱陶しいようにも思います…。

 

この記事が皆様の参考になれば幸いです。

a.c.d.でした。

 

本日の締め「取り付けは店に頼むのが吉」