こんにちは。
a.c.d.です。
今回は少し違った方向性のお話を。
バイクが登場する本はたくさん出ていると思いますが、
今日ご紹介する本は、バイクを愛してやまない主人公が書いた日記の本です。
この本の存在を知ったのは最近のことで、Youtubeを観ていたら、甲本ヒロトさん(ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズのボーカル)がバイクについて話をするという動画があり、その中でヒロトさんが紹介していた所から、購入して読んでみたんです。
おそらく、昭和生まれの男子なら、結構面白く読めるのではないかと思います。
ネタバレになるので詳しくは書かないですが、この日記の著者である浮谷東次郎さんは、1942年生まれで、いわゆる金持ちのボンボンです。
ただ、その人生は羨ましいと思わせる内容だけではなく、波乱万丈に満ち満ちていて、読んでいて、浮谷さんの親友となり人生を追体験しているような気になります。
バイクや車にあけくれ、女子に入れ込み、親に悩み、人生に悩む…そんな1人の男子の赤裸々な体験が書かれています。
ご本人は23歳の若さで、カーレースの練習中に事故で亡くなるという、とても衝撃的な人生を終えられるのですが、そういうことも知りながら読むと、自分の人生観をも揺さぶられる事になります。
もちろん事故に気をつけないとの記述もありますし、将来を見据えたようなことも書かれています。
言ってみれば昭和の少年の日々を綴っただけの物なのですが、今がとても大切で、こn幸せを実感しつつ、これからも精一杯生きよう、出来ることは今日やろう!と何やら自己啓発っぽい考えさせられる本です。(ちょっと僕自身の年齢や、考えすぎる性格ということもありますが…)
ともあれ、バイクが好きな人が読んで(特に男子)損はないと思います。
すでに絶版になっているようですが、古本でぜひ読んでみてください。
Amazonではめっちゃ値段が上がっているようですが(2021年6月現在)おそらく運が良ければBookoffなどでも購入できると思います。
と、いうことで少しいつもとは違う切り口の投稿でした。
本は好きなので、また何か紹介したい本が見つかったら書こうと思います。
もしよければ皆さんからのおすすめ本などあれば、ぜひ教えて下さい。
a.c.d.でした