estrella and NA roadster 's diary

エストレヤとNAロードスター(ユーノスロードスター)のコト

ハンドル交換は思ってる以上に大変でした…ついでにグリップヒーターも付けたお話(その2)

こんにちは。

a.c.d.です。

 

前回はハンドルバーの取替を行った所で力尽きたところまでのお話でした。

今回はその後半、グリップヒーターの取り付けをやっていこうと思います。

 

↓今回取り付けたグリップヒーター

デイトナ バイク用 グリップヒーター 4段階温度調整 スイッチ一体型 ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn 10154

 

まず、エストレヤのハンドルグリップを外した所、アクセル側のグリップはプラスチックの上にグリップを取り付けているような状態になっています。

左側の方はそのような仕組みはなく、ハンドルバーにそのまま付いている感じになります。(ですので、右と左のグリップで、ゴムの空いている直径は左右で違います)

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左右のハンドルグリップが無い状態はこんな感じ

そして右側にグリップをつけようとすると、純正のハンドル(プラスチックの部分)には、ストッパーのような突起部分があります。

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付け根に近い部分が1mmほど盛り上がってます。

この状態だと、グリップヒーターのグリップをつけることが出来ないので、カッターで削り取っちゃいます。(最終的にグリップヒーターは接着剤で止めるので、ストッパーが無くても問題ないとは思います)

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削り取った後

削り取った後、少量のボンドをバーエンドから半分くらいまで塗り、グリップを押し込んで取り付けます。

 

ボンドはこれ↓がオススメ。すぐに固まらず潤滑剤っぽい働きも期待できます。

 

 

※グリップヒーターをつける際は、耐熱性のあるボンドを使わないといけません!ご注意下さい。

 

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左側

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右側はスイッチから少しだけ離します。ぴったりくっつけるとアクセルが回しにくくなります。

実は、この部分で大きな問題が発生しているんですが…とは言え後には引けない状態なので、とりあえずグリップヒーターの取り付けを完了させちゃいます。

 

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グリップヒーターの電線の収納はライトボックスのスペースを使います。

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バッテリー供給の線は、タンクの下を通し…

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前回取り付けたデイトナの分配線の余りを使い…

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結線します

この時点でキーを回し、グリップヒーターが暖かくなることを確認して、取り付けは完了です。

 

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ハンドルの備品取り付けをしていきます。

エストレヤは単気筒エンジンなので、多気筒エンジンより振動がある(それがトコトコと気持ち良い)んですが、ロングツーリングなんかだと、その振動がダイレクトにハンドルに伝わってきて、ひどい場合は手が痺れたりすることもあります。

そこで上記写真のように、ハンドルエンドにオモリを付けることで、その振動を和らげる事があります。

ハンドル内に仕込むものは、ハリケーン製のウエイトで、バーエンドにつけるのは、その形状が気に入っている純正の物です。

 

バーエンド用ネジ↓

KAWASAKI (カワサキ) 純正部品 (OEM) スクリュー.5X35 92009-1727

バーエンドウエイト純正↓

KAWASAKI (カワサキ) 純正部品(OEM) ウエイト.ハンドル 13042-1077

ハリケーンのウエイトはamazonでは見つけられず…。

 

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ウエイトをゴムハンマーで入れて…

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先端ギリギリまで入れちゃう

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そこに純正のバーエンドウエイトを取り付ける。

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取り付けた感じはこんな感じです。

今回付けたデイトナのグリップヒーターは、スイッチ一体型なので、ハンドル周りをごちゃごちゃしたくない人にはぴったりだと思います。

ただ、その分、ボタンがかなり小さいので、若干押しにくい感じはあると思います。

特に、ヒーター起動に4〜5秒の長押しが必要なので、厚手のグローブをしてると、押せてるのかどうか、ちょっと不安になることもありますね。実際に押せてないときも何度かありました。

問題なく押せてると、5秒ほどしたらスイッチ横のLEDが赤に点滅し、急速暖房中になり、ほどなくしてグリップが暖かくなってくるのを実感します。

結局は風に当たる手の甲は暖かくならないですし、無くても良い装備だとは思いますが、やっぱり今みたいに極寒の時期だと有れば有るで良かったと思いますね。

何より見た目が純正のグリップとあまり変わらないですし、電源もバイクのバッテリーから取ってるのでバイクに乗ってる間はずっと温かいです。

 

今回のようなハンドルを変えようと思ってる方には、ついでにやっちゃうカスタムとしてオススメです!

 

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かなり荒い合成ですが…取り付け前後のアニメです

イメージ通り、少しワイドでローな感じになりました!

乗車姿勢も純正より若干前傾姿勢にはなりますが、疲れるほどでもなくとても快適です。

やっぱりハンドルが変わると、全然イメージが変わりますね。特に乗った時の印象がガラリと変わります。

新車にしたかのような新鮮な味わいが、3000円程度で味わえるなんて…。

 

さてさて、そんな感じで喜びに浸っているのもつかの間、大きな問題に気づいちゃったことを見て見ぬ振りは出来ないですよね…。

その問題とはコチラ↓

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ハンドルを右に切ると、アクセルワイヤがタンクに当たる。

アクセルワイヤとタンクの干渉があるんですよね…。

まぁハンドルを低くしたので当たるかも…くらいには思ってましたが、結構ガッツリ当たります。

 

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少し分かりにくいですが、真ん中の四角い所がライト奥にあるハンドルストッパー

タンクに当たる部分までハンドルを切っても、ハンドルストッパーまでまだ結構あるんですよねぇ。

エストレヤの場合、アクセルワイヤがスイッチボックスの下から出てるので、そのままだと低いハンドルにした場合、もちろんこのような事が起こります。

 

今から元のハンドルに戻すわけも行かないので、とりあえずこの状態で少し走ってみましたが、基本的に街乗りやワインディングで、そこまでハンドルを切って走ることはありませんでした。

ただ、もちろん止まったときとか駐車した時の取り回しに気を使うのと、当然の如くUターンの最小回転半径がめちゃくちゃ大きくなるので、使いにくく危険な状態であることには変わりありません。

 

現在、冬なので余りエストレヤに乗る機会が無いですし、今のうちに対策を考えて、またカスタムしていこうと思います。

(実は既に対応できそうな部品を発注しているんですが、年末年始もあってか未だ到着してないんです…)

部品が到着次第、またアップしようと思います!

 

ご覧いただきありがとうございました。

a.c.d.でした。